今回は韓国語を勉強しよう!と思ったきっかけと、そのきっかけのグループの思い出話を少ししてみようと思います。
今でも辿々しい韓国語(幼稚園生レベル)を身振り手振りでカバーして話しているわたしですが、最初は韓国語を勉強する気はサラサラなく、ジニョン*1のファン辞めたらまたジャニーズのオタクやろ〜くらいにしか思ってませんでした。
そんなわたしが韓国語勉強するか!ってなったきっかけは、間違いなく「少年24(소년24)」というエムネ*2のサバイバルプログラムにハマったことです。
わたしがハマったときはすでに本編は放送し終えており、来月から劇場公演始まるよってときでした。
知らない人も多いと思いますので簡単に説明すると、少年24はMnetが企画したサバイバルオーディション番組です。
当時、プデュに味をしめていたエムネがオーディション番組を乱発していたときで、その流れで発足したのがこちら。
4000人の応募の中から選ばれた49人が番組内でグループに分かれ、毎週ミッションをこなしながらデビューメンバーを決めるというものでした。
あんまり仕組みを覚えてなかったので、調べ直したんですが、
一次
49人が7グループに分かれてユニットミッション。各ユニットから1人ずつ脱落。
誰が脱落するのかメンバーに決めさせてたからまじでえげつなかった、本当に辛い。見てて辛すぎた。
二次
最下位のユニットが全員脱落。
三次
最下位のユニットが全員脱落。
四次
敗者復活で、審査員が脱落者から5名を残ってるユニットに加入させてから、ユニット戦。
そのユニットから各1人ずつ脱落。
つまり復活してもまた落とされた子も確かいたはず、しんどすぎるだろ。
ファイナル
最下位のユニットが全員脱落。
これで24人まで絞られて、この24人で劇場公演スタート!…のはずが、ひとり辞退したため、謎に5人敗者復活で28人となる。
この時点で少年24というプログラム名ガン無視、人気出そうな子囲い込み作戦に出てますね(笑)
番組自体も結構面白いというか見応えあるプログラムだと思うので、自粛で暇な人は見てみてください。
ミッション自体もなかなかエグくて、プデュで曲だけ与えられて自分達で構成考えて振りつけてラップメイキングして〜っていうのあったじゃないですか?
それを毎回やらされてて、かなり見応えはありましたし、今思えば練習生もレベル高い子たちばっかりでした。
放送後は、劇場公演を1年間やりながら、最終デビューメンバーをファン投票で決めるというものでした。
簡単にいうとAKB48の韓国版みたいな感じ。
その劇場公演、初日に興味本位で友達と行ったわたしはまんまとハマり、そこから約半年、少年24の劇場公演に通うこととなりました。
記憶がもう曖昧なので、この辺は間違ってるかもしれないんですが、ほぼ毎日グループ別に公演を行っており、推しのいるグループは週に2.3公演かな?
公演終わりには毎回全員とのハイタッチがあり、そのハイタッチがまあまあ喋れたんです。
そこで韓国語が出来ないわたし、めちゃくちゃ病む。
相手も日本語出来ないし、それが十数人続くのめちゃくちゃ疲れる。
瞬間で覚えた韓国語なんて、イケメン目の前にしたら飛んでく。
幸い、推しが日本語ペラペラ、日本大好き!アニメ大好き!だったので推しとは喋れたんですけど、通ってるうちに2推しも出来るし、毎回全員とハイタッチするのに会話出来ないの勿体ない!
韓国語理解できないとしんどい!
というのが最も大きな理由でした。
あとは、この公演は前述したように毎週やってたのでわたしも当たり前に毎週韓国に行くことになります。
少なくとも月2、多くて月4つまり週1ペースで渡韓する。
そうなると毎回友達と一緒ってわけもなく、1人でご飯食べなきゃならなかったり、ゲスハ泊まるのも1人のときのが圧倒的に多い。
そんなとき、簡単な韓国語さえ出来ないとめちゃくちゃ不便!
なーんていう理由も重なり、韓国語勉強しよう!ってなりました。
韓国語は習いに行って基礎は固めて、あとはなんとなーくしかやってないのでまじで!皆さんが思ってるより喋れないです(笑)
今もジェノくん*3と話す前は友達に言い方おかしくない?この言い回しでいい?って確認してるので…
割と歴代推しが日本語担当で、ペンサで話す時も日本語半分韓国語半分なことが多くて…甘やかされてんな。お世話になりました。
きっかけはこんな感じなんですが、何よりもしんどかったのが少年24の劇場公演システム!
毎回の公演の最後に投票をアプリで行って、その日いちばん票を貰えた子がソロステージを披露できるんです。
最初は普通に人気投票、人気ある子ばっかりソロステージすることになる。当たり前ですよね。
そうなると見れない子も出てくるわけで、回数重ねるごとにローテーションするようにオタクが票を操作し始めます。
○○DAYみたいな感じで、今日はみんなで○○くんに投票しましょう!みたいな。
ただそれもオタクが勝手に決めてるだけだから、ブッキングする日もあるわけです。
そうなると○○くんに投票してくださーい!って会場の入り口でスローガン配り始める、○○くんが選ばれたらスタバのチケット抽選でプレゼント企画が始まる…などなど面倒くさいことに発展。
結局オタク同士の揉め事になる。
そもそもこんな小さな劇場*4で1年も公演やれば、オタクは固定化されるし、新規が入りづらく増えにくい状況になるのは目に見えてるじゃないですか。
友達とも最初からその心配はしてて、「これ絶対オタク喧嘩始めるし、メンバー何かしらやらかすよ」って言ってたらその通りになりましたね。
あげたプレゼント売られてたり〜オタクとハイタッチすると口から💩出るって愚痴ってる音声流れたり〜当たり前に彼女バレしたり〜過去のいじめ問題掘り返されたり〜🎵
ハイタッチの様子も全て見れるし撮れるしだったので、自分よりあの子の方が対応いいの何でなのってメンヘラ現れたり〜プレゼント使ってくれないのなんでなのって厄介おばさんら現れたり〜同ペン潰し始まったり〜マウント合戦だったり〜🎵
その他色々揉めたんですけど(笑)今思い返したらそんな揉め事を乗り越えて仲良しだったオタクとは本当に今でも仲良しです。
まじでジェノくんとヨントンするとき電話して練習付き合ってもらったり、未だに連絡するし、コロナになる前は韓国で遊んだり、日本でも会ってました。
もちろん楽しいこともたくさんありました!
客席降りある曲あって、それは2階にはブランコに乗ってフライングで上がってくるんですよ。
ブランコが着地する目の前の席狙って買って入るの楽しかったし、あれ誰がブランコに乗るとか多分本人たちが決めてたと思うんですけど割とわたしの推しは2階に行きたがったのでよく2階最前に入ってました。
チケットも3000円くらい?だったし、インターパークで全然自力で最前取れるくらいだったんでその時にチケッティング技術も学びました。
友達の推しの誕生日に最前連番してくす玉持ってって割ったり、フードサポートしてる友達もいたし、時々コーヒー手渡しイベントとか、バレンタインだとチョコ配って回ってくれたりとかもあったな〜
スタンプカードもあったので貯めるとサイン入りポスターとコーヒーチケット*5と交換とか、スタンプカードあったの面白いな?通う前提かよ(笑)
韓国に住んで通ってるオタクが多かったので、日本からの通いはなかなか辛いものがあったんですが、初回からいたので推しには認知されてたし、他のメンバーは正直自信ないですが覚えてる子は覚えてくれてたみたいです*6。
認知欲も満たされてなかなか楽しかったです、個人的には。
推しは、自身もAKBとかアニメのオタクなこともあり、オタクの気持ちがめちゃくちゃよく分かる人でした。
2階で見てたときハイタッチに行ったら「今日あの席にいたでしょ〜」って言い当ててくれたりとか、フォトブック渡したら次の時に「見たよ!」って言ってくれたりとか、わたしが手紙凝ってるの知ってて「いつも綺麗な手紙ありがとう」って言ってくれたりとか些細な言い回しが上手い人だったなー
わたしが今日で見に行くの辞めるって決めた時に「絶対幸せになってね!」って言ったんです。
そしたら「それは僕の台詞だー!ありがとう」って返してくれて感動で泣きました(盛った)
使ってたボードの裏につらつらと手紙書いて渡して、もう行かないぞって決めてたし、本人がここからデビューしないとも言ってたのでとても寂しくて悲しかったですね…
まあその次の日に新しい推しのペンサ行ってるんですけど(笑)オタクの悲しみは一夜限り(笑)
あと、曲がめちゃくちゃ良いんですよ!
騙されたと思って聞いてみてほしい。
全部オリジナル曲なんですけど、エムネはまじ楽曲だけは信頼できる。最高。
個人的はStarlightという曲を聴くために入ってました。
Eを聴くと幕が開く未だにあの時の感情をぶわーっと思い出す。
いくつか好きなオリジナル曲、リンク貼っとくので良かったら見てください。
STARLIGHT
Bop
TIME LEAP
E
推しは人気メンバーだったのですが、結局事務所と揉めてファイナル直前に辞退しました。
ちょうど中間発表*7くらいから運営の仕方で事務所と揉めて病み始めて、その姿見るのがしんどくなってきたのでわたしも段々フェードアウトして結局1年ちゃんとは通ってないんですけど…
実際、辞退するメンバーが少なくなくて、人気メンバーとか実力メンバーが直前に辞退、ファイナル選ばれたのに辞退とかも相次いで「あー、上手くいかないだろうな」というのが本音。
エムネ自体も劇場公演が終わる頃にはこの子達のこともう見放してんだろうなーって対応になってきてたし、本当に未来ある練習生の貴重な1年を軟禁したこと一生をかけて償って欲しいくらいです(重)
それくらい練習生たちへの待遇とかがひどかったのも知ってたしね………エムネのことは信じたらあかんで(小声)
年齢的に後がないメンバーもいたので、それはそれで心配もしてたんですが、最終メンバーに選ばれなかった子たちはサバイバル終わってから兵役行った子がほとんどだった気がします。
若かった子たちは他の事務所に行った子もいたし、普通の生活に戻った子もいるし、バックダンサーになった子もいるし、様々です。
少年24出身っていうのが隠したい過去だったら本当に申し訳ないんだけど、少年24出身で今活動してるのは
IN2IT(少年24最終メンバー)
イノ、ヨンテ、ジアン、アイジェク、インピョ、ヒョヌク、ジンソプ(脱退)、ソンヒョン(脱退)
the man BLK
チャニ
1TEAM
ルビン、ソンホ
チャンミン、ヒチャン
MY.st
ウジン
くらいかな?
YouTubeやってる子とか、モデルとか俳優とかやってる子もチラホラいるけど…
少年24メンバーにはまじで幸せに生きててほしいんですよ。
本当にしんどかったし、通ってるオタクがしんどいんだから本人たちはもっと先が見えなくてしんどかったと思うから。
オタク、しんどいオタ活のが記憶に残ってますよね。
なのでこれからも少年24のオタクと話す時は永遠当時の愚痴で盛り上がれると思います(笑)
多分、いやこうだったよ!とかいう点が多々あると思うんですけど、もう4年くらい前の話なので許してください。
今だから言える話とか思い出したら書き足しておきます(笑)
*1:GOT7のジニョン。わたしのKPOP初めての推し。
*2:Mnetの略。韓国の放送局のひとつ。
*4:フェヒョン駅にあるエムネの持ちビルの9階?10階?を丸ごと専用劇場にしていました。通称メサ。
*5:専用劇場なので簡単な飲み物提供してくれるカフェスペースもあった、懐かしい。
*6:3年程経ってから、別グループで活動してるウジンというメンバーの公演を見に行ったら覚えてくれてた。良い奴。
*7:途中でセミファイナルという投票があって、そこで選ばれた子たちはCD出して少し活動しました。UNIT BLACK。ここには入ってましたね、わたしはこのセミファイナル見届けてフェードアウトを始めました。